BOO-HOUSE
どうしても 家を建てたい でも お金はないのです。
ブー・フー・ウーの ぶ～のおうち
そんなお家でいいのです。どうぞ力を貸して下さい。
私の夢を叶えて下さい・・。
オーナーさんとの出会いは、そんな言葉ではじまり
その時点で、タイトル「ＢＯＯ-ＨＯＵＳＥ」は決定しました。
そんな出会いから、ほぼ二年後
狭いながらも密度の高い、気持ちのよい住宅
「ＢＯＯ-ＨＯＵＳＥ」は完成しました。
一日の疲れを忘れるため
のんびり・ゆっくり リラックス出来るお風呂がほしい。
可能なら、露天風呂のようなお風呂が・・。
これは、終始一貫して望まれていた希望でした。
東尾道市にある「尾道浪漫珈琲」に来店されたオーナーは
そのお店を大変気に入られた様です。
そのお店の設計をさせて頂いた、私たちに依頼を頂いたのが
きっかけです。
住環境を守るために、意識的に道路側は閉じています。
反対側（南面）は河川敷に面しており、そこに自生している樹木を
自分の庭のように拝借しております。
完成してから数ヶ月後にお会いした時のお話ですが、
プランの打合せ・設計段階の打合せ・現場での打合せ・・それぞれのプロセスが
とても良い思いでとして残っておられる様で、
「お金が出来たらもう一度家を一緒に建てたい」との
嬉しいお言葉を頂きました。
古来から、魔除になるとも言われている「ススキ」をシンボルツリー的に。
ＥＮＴＲＡＮＣＥのギャラリーコーナー。
畳コーナー、引戸を出せば和室に。
和室、床そして地窓。明かりは全て間接で柔らかく。
コンパクトながら機能的なオーダーＫＩＴＣＨＥＮ。
屋根勾配を利用した天井形状。そしてハイサイドＷ。
朝日と夕日がそれぞれの窓から・・。
そしてＤＥＣＫの向こうは河川敷に自生している樹木。
洗面からＢＡＴＨＲＯＯＭへ。
念願のお風呂。
少しフェンスを設けて、バスコートとフルオープンＷ。
浴槽は床に沈めました。
露天風呂のイメージは出せたでしょうか？
設計者
